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動物愛護、いま思うこと。

今、わたしは動物愛護のための活動をしています。
あなたは、動物愛護と聞いて何を思いますか?

わたしは、動物をこよなく愛しています。
そして、この地球上にある大きな自然を。
いま、わたしたちのそばでいろいろな魅力を発揮してくれている犬や猫達を愛しています。

犬や猫、私たちはこの尊い友を人の身勝手でその生命を翻弄していることに心を痛めています。
いまや、保健所や動物愛護センターで殺処分される数は20万頭を越えています。
悲しいことです。

わたしは、犬のしつけやトレーニングを始めて30年になります。
民間の警察犬の訓練所で、処罰法トレーニングを覚えその後に陽性強化トレーニングを学んできました。
そして、今は自分でしつけ教室を始め、ペットの専門学校の講師をし、動物愛護団体で動物の保護と譲渡活動をしています。

最もやりがいのある活動は、動物の保護と譲渡です。
犬のトレーニングや繁殖活動から犬の世界に入り、いろいろな人に出会い、
いろんな場所で勉強をさせてもらい、ペットの専門学校で犬の扱いやトレーニングを教え、
ずーっと、犬一筋でやっくることができました。
うれしいことです。

4年前に動物愛護の活動を始めるきっかけを得ることができて、
思うことがあります。
「この30年、犬の仕事を続けられてきたのは犬たちのおかげ」ということ。
そして今、「恩返し」をすることができる。

一生懸命、犬や猫達のために頑張ろうと思います。
「殺処分ゼロを目指す」
そのために、今の自分に何ができるだろう



で、考えました。


犬や猫を飼っている飼い主さんの意識向上を目指すこと。
そのための活動をはじめようと思います。


それは、
未来の飼い主になるであろう子どもたちに動物愛護の精神と優しい心を育むための活動。
「どうぶつあいご幼児教室」です。
現在はまだ、ボランティアスタッフを育てる段階ですが、
ペットの専門学校の学生とともに展開していきます。


そして、新たなしつけ教室。
これは、直接飼い主さんを指導するしつけ教室の中で、
飼い主勉強会を展開すること。
当然それだけで大きく変わることがないと思うが、
地道な活動を続けていくことが大切だろうと考えました。

ありがとう。


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◆plusWan犬のしつけ教室のご案内

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金沢を拠点に北陸でしつけ教室を展開しています。
基本的にリアル店舗はもっていないので、ペットショップや
動物病院、専門学校で、しつけ教室を行っています。
◎石川県金沢周辺の方は、金沢教室(国際ペット専門学校金沢)へ
  現在は、基本的なトレーニングと問題改善プログラムをやっています。
◎石川県小松周辺の方は、小松教室(ペットサポートPOCHITOCO)へ
  現在は、基本的なトレーニングと問題改善プログラムとパピーラーン
  をやっています。
◎富山県高岡周辺の方は、高岡教室(ペットショップ・ドッグフレンズ)へ
  現在は、基本的なトレーニングと問題改善プログラムとパピーラーン
  をやっています。
◎富山県射水周辺の方は、射水教室(吉田動物病院)へ
  現在は、基本的なトレーニングと問題改善プログラムをやっています。

上記のほか、訪問でも犬のしつけや飼い方のカウンセリングを行っています。

詳しくは、ホームページをご覧下さい。こちら ↓

plusWan犬のしつけ教室
http://dogspluswan.inukubou.com
小西先生の犬のしつけ教室のご案内
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小西せんせいが本を出版しました。
「犬のしつけ学(基礎と応用)」
ペットの専門学校生向けに書いたものです。
多くのペット専門学校で教科書として使われています。
http://manmothdog.inukubou.com/shitukegaku.html

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野犬について思うこと

「野犬」
「野良犬」
「放浪犬」

要するに、自由奔放な犬であり、飼い主を持っていない犬のこと。

野犬についての面白い記事もありました。
こちらです↓
犬を感じるブログメディア dog actually
http://www.dogactually.net/blog/2013/03/ga.html


最近、少なくなってきた野良犬。
狂犬病予防法による効果(?)でもある。

しかし、野良犬は現在でも存在する。
飼い主が保健所に連れて行くのは、「しのびない」との理由から、
山に放す(遺棄という)人がいるからだろうと思います。

野良犬は、決して野生化することはないと思っています。
実際に、山の中を走り回っている野犬を見ることはありませんし。
野良犬は、山近くもしくは海近くに棲息し、
人の出すごみを漁っているようです。
もしかしたら、その住民の方の少数がエサをやっている可能性もあります。
このようにして、野良犬は人が住んでいるところから離れようとはしません。

私も仕事上(福井県の保健所業務を受託している関係で)、
野良犬の保護(実際には捕獲という)をすることがあります。
住民の方からの苦情があるためです。

住民の方を守るために、野良犬を保護します。
野良犬は、たいてい複数頭でグループを作っています。
しかし、この野良犬、成犬になると警戒心が強くなり、
なかなか保護できない現状があります。
発情期になると、交尾をし2ヶ月後には子供が生まれます。

野良犬がいる地域では、成犬がなかなか保護できない現状から、
仔犬の保護を積極的に行い、野良犬の数が増えないように努力しています。
野良犬は、どこで子供を生むかと言うと空き家の縁の下、神社の祠の下。
住民の方の情報で、適切な時期に保護をします。

適切な時期とは、生後30日を越えたくらい。
やっと、外に出てくる時期です。
親犬から離すのには、早すぎるのですが60日まで親犬と一緒にいると、
保護ができなくなるため、この時期に保護を試みます。

30日で保護された子犬は、人の手で育てることになります。
まだ、エサを食べたことがない子犬は、なかなか食べませんがあの手この手で、
食べさせるようにします。
エサを食べるようになると、私たち人に対して警戒心が薄らいできます。
そして、いっぱい触ってあげて人との交流を促します。
仔犬は徐々に人に慣れ、人に対して注目するようになります。
でも、特定の人にしか慣れてこないこともあります。
これは、スタッフ以外がその仔犬に触ってあげるということができない現状があるからです。
そして、もうひとつは、
人から異常に逃げ、人を怖がる親犬から生まれたと言うことが関係しているかもしれません。

野良犬の仔犬を、里親に出す場合、飼ってくれる方にしっかりと説明をして渡す必要があります。
・愛情をたっぷりと与えてあげてください
・室内飼養をお願いします、屋外でつないで飼うことはやめてください
・しっかりとお散歩をさせてあげてください
・メリハリのある生活を心がけてください
性格的に、怖がりで生まれてきているのですから、人社会で幸せに暮らしていくために必要なことです。

生後2ヶ月を越えて保護した子犬は、
生後30日で保護した仔犬のように接しても、人に慣れてこない傾向があります。
半年がんばってリハビリしても、人になれません。

飼い主が犬に首輪をつけてリードでつないで、
お散歩に行けることは、実はすごいことなのです。
普通のことのようですが、これだけで犬と飼い主の絆を
構築することができるのですから。


犬のしつけや飼い方で悩んだら、こちらへ↓
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避妊・去勢の必要性

ペットの不妊処置については、いくつかの方法もあり、これについての考え方も様々だと思います。
しつけについて相談を受けると、しばしば不妊処置(避妊手術や去勢手術)を施すべき事態も多く見受けられます。

今でも、「自然にあるものを・・・」とか「病気でもないのに・・・」とか考えられる方もいます。

少し学術的ですが、、、、

<去勢の必要性>
 雄性ホルモンはアンドロゲンと呼ばれ、精巣から分泌されるステロイドホルモンであり、副腎からもわずかに分泌されています。
犬にとって雄性ホルモンは一年中分泌され、マウンティング、交配、メスを探し求める行動、匂いつけをするマーキング、攻撃などの性行動に影響を及ぼしています。
アンドロゲンに属するテストステロンは、筋肉発達(特に首周りや肩の筋肉)などの二次性徴に影響を与えるため、性成熟期前に去勢をすると、犬のサイズは通常小さくなりがちだと言われています。
去勢を実施すると、雄性ホルモンが減少し、永久に繁殖能力がなくなります。去勢後の行動変化はすぐに表れるとは限りません。
なぜなら、マーキングや攻撃などの性行動に影響するのは、ホルモンだけではないからです。
すでにそれらの行動が強化されている場合には、その行動は去勢しても条件付けられたものになっています。
つまり、去勢で雄性ホルモンを取り除いたとしても性行動パターンは完全に除去されるわけではないとうことです。
去勢後のオスの性的行動は一般的に減少します。
尿によるマーキング、マウンティング、オス同士の攻撃、メスを求めて徘徊などは、程度に差はあっても、去勢手術によって全て減少します。
攻撃は、恐怖などの他の要因による場合は、去勢の影響を受けるかどうかについての直接的な証拠はありません。
噛み付きに関する統計的研究によると、メスと比較して特に去勢されていないオスの方が噛み付く傾向があると言われています。
不安、恐怖、遊びの行動、友好的な態度、狩猟能力に関しては、去勢しても変化が見られないことが研究結果によって示されています。
去勢された犬は、新しい刺激に対する反応レベルが低くなり、落ち着くスピードも速くなって、前立腺ガンも起こりにくくなります。
一般的に去勢された犬の方が長生きするといわれています。

<不妊手術の効果>
雌性ホルモンはエストロゲンと呼ばれ、性成熟期近くになるとエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモンのひとつ)を分泌する卵巣ホルモンが活性化します。
卵巣にある酵素により、アンドロゲンがエストロゲンへと変化し、発情期(ヒートまたはシーズンといわれる)直前に、性ホルモンが大量に分泌されます。
発情期は通常1年に2回起こり、この時期になるとメスはオスを性的に受け入れ、繁殖が可能になります。
不妊手術(卵巣摘出手術)を行えば、発情も妊娠もなくなります。
不妊手術をすると犬の活動レベルが下がりますので、運動量とカロリー量が手術前と変わらないのであれば、体重が増加する可能性があります。
発情期に伴って活動レベルが頂点に達するといった行動の波が不妊手術によって均一化されることもあります。
メスの場合は、不妊手術をしても攻撃が減少することはなく、逆に攻撃が高まる場合さえあります。
注目すべきことは、早期に不妊手術をすれば乳ガンが起こりにくくなるということ、子宮蓄膿症がなくなるということ、平均的に長生きするということです。

『犬のしつけ学(基礎と応用)』小西伴彦著より

plusWan犬のしつけ教室(主宰JAHA認定家庭犬インストラクター小西伴彦)
金沢を拠点に、福井教室、小松教室、金沢教室、高岡教室、射水教室を展開。

http://dogspluswan.inukubou.com
主に問題行動改善プログラムを行い、プライベートレッスン中心のしつけ教室です。
犬を飼い始めたら、犬との生活で困ったな!と感じたら、お気軽にご相談下さい。